23年、ごろう公のバレンタイン

バレンタインがこの季節に設定されているのは、小鳥が愛を語りだす季節だからだそうな。確かに、雪のふった日の翌日、春のような陽気になった日、近所の公園では、ヒヨドリやカラスやワカケホンセイインコといった固定メンバー以外の、オオタカや謎の鳥の声がしていた。確実に春はきている。今日は寒いが。

 昨年は新年早々骨折ったりして多難であったが、今年は毎年凶をだす大円寺のおみくじが吉だったせいか、まだ骨も折ってないし、コロナにもかかってない。お鳥様、お猫様も元気である。

 骨折は三週間で痛みがなくなり、三ヶ月で腕が自由にあがるようになったが、ずっと肩をかばっていたせいで生じた骨格のゆがみ、それがうんだ座骨神経痛が、ときたま気圧の関係とかででる。人間の体は一箇所痛むと全体が完治するまでにはそこそこ時間がかかる。

さてバレンタインということで我が家の幸せの大黒柱、わずか82gの小さな体でありながら、私の精神の安定をたもつ大役をみごとに果たしているごろう様に、恒例のGodivaを奉呈する。去年より値段が爆上がりしていて驚いた。さらに、団ちゃん(ワンコ13歳)のママからいただいたDemelとM下さんからいただいたPaul &Joe、あくび母さまから恒例の惑星直列チョコである。

「ラインハルト様、宇宙を手にお入れください」

 


 ごろう様とチョコを撮影しようとすると、ごろう公、あまりカメラによりよりになるのでチョコと花束がピンボケになったので別撮りした。

 毎日新聞(2023/2/2 東京夕刊 )の記事に、ペットを飼う高齢者の介護費用が、飼ってない人の二分の一になるという調査があがっていた。 ただしこの調査、ペットというても犬と猫しか調査していない。鳥のもつ力は四つ足軍団よりはるかにすごいのに。
 82gのオカメインコごろう様は、実際私の健康と安眠の元となっている。

鳥部屋で寝転がると、ごろう公はテチテチテとかけよってきて私の心臓の上にあがる。「なでて」というので、ひとしきりなでてあげると、そのままお休みになる。この「心臓の上にインコ」状態になると、どのような緊張状態にある体も不思議に力がぬけてリラックスする。夜は心臓の上に彼がいると観想すると、入眠できる。すごい効果である。

 惑星チョコにひき気味のごろう公

 

 ただ、インコ・オウム類は結構長生きなので、高齢のカイヌシが急死したり、ホームに入ったりしたあと、残された鳥が大変なことになる。なので、我々愛鳥家は日頃より何かあった時に自分の愛鳥をひきついでくれる人を指定し、不慮の事故にあった時も自宅に愛鳥がいることを注意喚起する文書を持ち歩いている。

 年をとったら寿命のながいインコをヒナから飼うことは避け、鳥に先立たれて人生がつらくなった場合は、世話できなくなった高齢者の愛鳥をひきついで飼う。こうすれば人も鳥も社会も幸せだ。

ウクライナ戦争で諸物価高騰して今年のGodiva (右の赤い方)は6000円超えなのにたまげた。電気代も爆上がりしているしプーチン×ね。

 ねがわくばごろう公と同じ時期にあの世にゴールしたい。