阿弥陀如来の衝撃(22年生誕祭)
先代の命日(6月6日)が今年も巡ってきた。毎年命日はチベット暦の精進月にかかるので、命日前後は菜食と決めている。先代は私の誕生日になくなったので、誕生日の方は以来、お花はブルー系、ケーキは白にしてできるだけひっそりお祝いしている。
先代の体はリビングから見える庭の土の中に眠っており、そこにお花をお供えする(THくん,いつもありがとう)。彼がなくなった日のことを思い、般若心経を唱える。
自分の誕生日用にお花を買おうかとおもっていたところ、ご近所がお庭のアジサイを切ってもってきてくださったので、それを活ける。梅雨の花でブルー系なので命日のしめやかさとも齟齬しない。
ちなみに、誕生日の日は土砂降りで、カッパきてケーキ取りに行ったら根性のないケーキは横に倒れていた。「撮影前だ、立て、立つんだ!」とケーキに気合い入れなおしてとったのがこれ。老舗モンブランのモンブランケーキ。白と黄色のルチノーオカメカラーである。ちゃんと二人へのメッセもはいっています。
あくび母さまからは素敵な音のでるバースデーカードに小鳥ルームランプにワイン。このルームランプ、私のベッド脇のスタンドは常夜灯がないのでほんと重宝している。真っ暗な部屋に鳥がぼーっとピンクに光るのである。これはステキ。
今年は自分の誕生日がキレのいい年であることから、周りが気を遣ってくれていろいろお祝いして下さった。
KさんとWくんが「タシデレにはサカダワメニューがありますよ、菜食でいけますよ」とお誘いくださり、サカダワメニューのあと、Kさん手作りのマクロビオティック豆腐抹茶ケーキ(最初緑色でぎょっとしたが、味はグー)がでてきたのにはびっくり。
Kさんからはオカメインコぬいぐるみ、Wくんからはソープフラワーなるものをいただく。枯れない花なので面倒がなくていいわー。みなさんありがとうございました。タシテレのKさんからは八吉祥マグカップ。ただのお客なのにすいません。このカップ店頭でもかえますよ。ここで告知。タシデレ7/10に七周年イベントがあります。じつはタシデレは6/7が開店日で私と一日違いのお誕生日です。
それから、二週間後、平岡センセが上京してきた時、淡路島のYさんも上京を会わせてくださって、Y さんイチオシの伊勢丹七階のイタリアン・ベジレストラン、トルチャでお祝いしてくださった。
平岡先生が何度も「センセ怒らないでくださいよ」を連呼するのでなんだろうと思ったら、店の奥から巨大な額縁入りの何かがでてきて開けてみたら阿弥陀如来のタンカである。
平岡センセ「これは[当代の]リンリンポチェから戴いたもので、上本町の近鉄百貨店で売り場の方がベテランの味を発揮して何度も検討して額を合わせて頂いた結果、素晴らしいできばえになったので、赤い阿弥陀様は石濱先生の元に行かれる意志を感じました。チッタマニターラの宝冠の佛は無量光です。石濱先生を永きに亘ってお守りくださる筈です。これは決して床につけないで持って帰ってください(原文ママ)」
濃いわ!
Y さんからはオカメインコTシャツにつばめキャミとパンツ。ケーキもベジケーキで、名前入り。みなさんお付き合いでベジにしてくださりほんと恐縮いたしました。
この阿弥陀如来を地面につけないで持ち帰るのにえらいこと苦労したことは言うまでもない。
みなさま、本当にありがとうございました。