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母の日によせて


 全国津々浦々、はるらんまんまんのこの時期、母の日、父の日、子供の日と、うさんくさい記念日が目白押しの季節であります。おおかた産業界が消費をあおるためでっちあげたもんでしょうが、子が親を思い、親が子どもを愛するという感情は、普段の生活の中で自然な形で発露さるべきものであり、特別な記念日に、親が子に「何かしてくれるかも」といじましく期待をし、子が親に「何かしなければ」と強迫観念をもつ時点で、その親子関係はかなり破綻しているといえましょう。

 その点、我が家の親子関係はすばらしい。われわれは365日溢れんばかりの愛情を、ナイアガラの滝のように愛息子ごろうに注ぎつづけている。そして、ごろうは365日毎日太陽のように笑い、われわれの心と体の健康を涵養してくれている。最近、幸せを感じた瞬間といえば、夜、ごろうの駕籠に朝一番で食べられるようにブロッコリーやインゲンをさしいれて電気を消す時、また、肩にのったごろうが私のさしだすリンゴをしょりしょり食べだした時、つまり、彼が喜ぶことをし、また、喜ぶだろうと想像するだけでも幸せと感じられるのだ。この小さなオカメインコは「愛される」ことよりも「愛する」ことが、人を幸せにすることを教えてくれる。

 そればかりではない。人生の師匠オカメインコは、日常的な感謝の気持ちが人を幸せすることを教えてくれる。実をいえば、父は糖尿(ホントはごろうちゃんのページにこんな単語のせたくない)であった。伯父も弟も糖尿という糖尿の家系に生まれ、こここ数年、蕃爽麗茶のんでも、食事へらしても血糖値が下がらないという状態が続いていた。しかし、この一年ですっかり健康体となったのである。

 それはなぜか。

 去年、ごろうが大病をした際、御嶽山神社の延命地蔵尊に霊験があった。そのため、以後毎日、お礼参りに欠かさず行ったところ、買い物時間を含めて一時間の連日の規則正しいウォーキングが、父の血糖値を劇的にさげたのだ。苦しい時に一過性の神頼みをするではなく、オカメインコと暮らせる喜びを「日々感謝する」ことによって、健康体をゲットしたのである。

すばらしすぎる。

人生の師匠オカメインコは今日も我が家にさまざまな教えを垂れてくれる。友愛と平和の宗教、オカメインコ教は今日も絶好調。



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