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奉祝! 2016年 ヴァレンタイン


2016ヴァレンタインデー


  2月4日の立春の後、暦の上では春になりました。
 そして2月9日はチベット暦正月朔日。それにかこつけて2月11日には曙橋のチベットレストラン、タシデレで新年イベントをやりました。写真はチベットのお正月の飾り付けです。カプセとよばれる小麦揚げ菓子をつみあげ、羊の頭(年頭を意味する言葉と同音)を祭壇に飾ります。

チベットの仏壇

 ダライラマ14世の即位に同席したイギリスのベイジル・グールド卿の報告書の完訳記念も兼ねていたので、学術的な話をメインとする流れでしたが、私一人が終始くだけた話題を提供し、クイズをだし一人新年会状態でした。

 会にはノーマル・オカメインコのくろさん、ルチノー・オカメインコの白さんのママであるさゆきさんが来て下さり、とても嬉しかったです。我々はインコという共通の種族をめでる大きな家族なのだなあと実感いたしました。

 さて、本日14日は春一番が吹く異様に暖かな日になりました。
 トップの写真はごろう様のイエローフェイスに赤パッチをイメージしたラナンキュラスの花束、大阪のあくび母様のリリーちゃん(ルチノーオカメ)、るりちゃん(マメルリハインコ)らインコ娘聯隊より、今年も届いた雄大なる太陽系チョコ(味も美味しい)、ならびにゴディバは私から。ごろう様の好みの基調は金であること、また不変的な輝きが長寿に通じて縁起がいいので、ゴディバを採用しました。しかし最近ごろう様の嗜好は、赤、ピンクなどの高級菓子の箱に移ってきて、最近はそれも飽きてこられたようで、なかなかのせるのが難しくなっております。そこで、今回はデメル(Demel)です。デメルの真っ黄色の箱に注目をしてみました。これが成功で案の定、ごろう様のツボにはまり、この箱をふるとよく歌ってくれます。デメルはウイーンにあるハプスブルグ家御用達のカフェで、同家の紋章、双頭の鷲をシンボルマークに持つ由緒ある菓子屋です。もちろんここで選ばれたポイントは味でも由緒でもなく箱の色ですが(笑)。また、横浜のマロン嬢(ルチノーオカメインコ)のお母様Iさんからはミッシェル・ショーダン (Michael Chaudun)のチョコと小鳥カードを戴きました。

 実はまろん嬢のお母様であるIさんから悲しいお知らせがありました。あの美しいマロン様は虹の橋の彼方へ行ってしまわれました。Iさんはまろんちゃんがなくなった後、周りに話すこともできず、ひたすら落ち込んでおられたそうです。その気持ちは何となく分かります。その事実を話してしまうと、まろんちゃんのいない世界が自分だけでなく、周りの人にも共有され、その時には本当にまろんちゃんの死を受け入れざるをえなくなるから、言えないのです。

 あのオカメインコ・マンガの元祖の狭霧家嬢も、25才のまりりんの訃報をやっとのことで周りに伝えることができたのはまりりんがなくなられてずっとたってのことでした。

 Iさんのお嬢様が「私はママの子に生まれてきて幸せだったから、マロンもきっと幸せだったよ」とおっしゃり、やっと前を向こうという気になったそうです。私もそう思います。悲しみの深さは愛情の深さなのだから、マロン嬢は幸せだったし、今も綺麗なところにいる。たぶん悲しむ必要はないんですよ。とはいっても泣けますね。

 富士山の見える朝、いつも富士に向かって、心からごろう様の、そして世界中のインコたちの長寿を祈願し、なくなったインコたちの冥福を祈っています。富士は不死につながり、御祭神のコノハナサクヤヒメは永遠の春の神です。すべてのインコとインコ飼いの皆さまに富士の加護あらんことを。

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 気を取り直して、インコグッズの紹介にいきたいと思います。大阪の扇雀飴からでている「ココから出して、とりかごキャンディー」はMKさんから戴いたものです。早速アマゾンで箱買いしました。味も美味しいけど、それを包む一つ一つの袋にインコの一言が書いてあって、おみくじみたいで楽しいです。シークレット・キャラが潜んでいるので探してみて下さい。カワイイですよ。

ここから出して鳥カゴキャンデー

 もう一つご紹介するのはルイ・オカメスキーさんから頂戴したインコ・マンダラ。胎蔵界の大日如来マンダラの大日如来の位置にななななーんと、ノーマル・オカメインコが君臨しております。大日如来とはその名のとおり太陽のように周囲を照らす仏なので、周りを太陽のように明るくさせるオカメインコとよく合います。このマンダラの作者はよくオカメインコを分かっている方ですね。

インコマンダラ

 さらにこちらは横浜のはねくんのお母様から戴いた、インコはぶらしホルダー(株式会社ハシモト)と飲むチョコレート。OaksHeart(内堀醸造株式会社)。はぶらしをいれるとインコがはぶらしにとまっているように見えるナイスなグッズです。 

インコ歯ブラシとワイン

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 さらに、あくび母さまからはごろう様の節句飾り、るりのお雛飾りも頂戴しましたので、ここにあっぷさせていただきます。 るりは今年7才、すっかりオッサン、もといおねえさんになって雛飾りを急襲しております。

節句飾り

おねむのるり

 そして、19才のごろう様の端午の節句。見づらいかもしれませんが、兜とごろう様は同じ写真で、背景だけなおしています。ごろう様の方がるりよりもずっと年上なのですが、ごろう様の方が弟に見えるのがオカメインコの不思議です。この兄妹が(姉弟の方がしっくりくる笑)、今年もつつがなく一年を過ごされますように。

端午の節句


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