08年スーパーコミックシティ報告 「湿気ムンムンの宴」 (2008年5月3日 in 東京ビックサイト) |
朝方大雨がふったため、コミックシティ会場は湿気で、ムレムレ。。温水プールにいるようである。オカメインコまりりんの新刊は「大人の王様」(→ここクリック)言うまでもなく、今年成人式を迎えられることを記念してのタイトル。
オカメインコのすごいとこは、ヒナの頃をすぎても、愛らしくてかわいくてぴちぴちがずーっと続くこと。だから、「大人」になってもまりりんは相変わらず、ダメと言われたことはきちっとやります(笑)。
次に、けろけろ開運堂におじゃまする。旅行とカエルが趣味のご夫婦が主宰していて、チベットの旅行記を出していたことをご縁に、何年前からかお話させてもらっている。
ご主人は建築関係のお仕事をしているので、チベット文化圏の建築について感想を伺ってみる。
私「まだチベットが国としてあった頃の建築と、文革後に復興された建築ではやはり精粗がありますか」
開運堂「やはり昔たった建物は細かいところまで気を遣っていますね。ほぞを噛ませる時に、木目をあわせると長持ちして強くなるのですが、最近再建されたものはそこまで気が回ってません。日本なんかでもやはり昔はできたことが、木材の不足とかでできなくなっていますから、同じですね」
さらに、「自分は普通の人が住む家を、その土地や人に合わせて作る仕事をしているので、チベット文化圏の建築でも、時の権力者がつくったポタラ宮とか大僧院とかよりも、地域の人がみなで、そこにあるものを使って自分たちでつくっている、ちーさなお寺とかがいいな、と思います。パロの郊外にあった名前も忘れたようなちっちゃなお寺とかよかったですよ」。
そのほかにもなにやら一人で聞くのはもったいないようなお話をいろいろ伺ったが、専門的すぎてわからんかった(こらこら)。
ところで、開運堂さんにの向かいには、なにやら名画のポストカードをうるサークルが出典していた。開運堂さんに
私「あれって、著作権的にアリなんですか」と聞くと
開運堂「パロディだからいいんじゃないんですか」
私「え、どこがパロディなんですか。本物に見えるけど」
開運堂「よく見てください。みんな猫ちゃんが入っているでしょ」
よく見ると確かに、モナリザのヒザには黒猫がいる。サークルのご主人の愛猫三匹がモデルなのだという。チベットがこういう状況なので、ドラクロワの自由の女神をあしらったエコバックを景気づけに買う。
自由の旗に猫がじゃれついてるのわかります?