07年スーパーコミックシティ報告

「オダイバ・腐女子の宴」

(2007年3月5日 in 東京ビックサイト)

 
 ゴールデンウィークのスーパーコミックシティが今年も近づいてきた。
しかし、今年は狭霧屋嬢よりまったく音沙汰ない。

 同人誌ゆえにスペースの抽選おちというのも考えられるし、でもだとしたらもっと前に分かるはずだし、といろいろ心配になる。

 そしてやっと連絡がきたのが五月二日。前日である(何かあったんだろーなー)

 ほっとしたことに、まりりんの新刊『お約束の王様』(400円)がちゃんと出るよう。

 五月三日、閉場は三時半なのに三時に会場につく。

去年はこの時間になるともうカタログ買わずとも入れたが、今年はけちなバリケードが造られており、たとえ閉場間際30分に会場についた客からでも、入場料を収奪する気まんまんである。

 舌打ちしながら、1000円はらって入場する(ガラわりー)。

 まりりんのサークルMEIWAノート事務局は撤収中で、すでに本は箱詰めの中であった。しかし、売り子さんの鞄の中に一冊だけまりりんの新刊が入っていて、それを頂戴する。

今回は売り子さんをメインでしきっているO森さんがめずらしく欠席で、U田さん、しのさん、れいさんの三人が売り子さんをやっていた。

 つまり今年、まりりんのサークルは人手不足だった。


 U田さんが狭霧屋嬢にメールをいれると、返信メールがきてそれをみたU田さん「かおるさん脱水症状ですって」きっと入校前ムリをしたんだろうな。

 れいさん「みなさん年をとってきて、健康診断とかでひっかかて病院通がふえてきて」とのこと。

しめっぽい。

 わたしも先生と同じ●十代だけど、健康診断でひっかかったことなんてないもんね。

 だって、健康診断ぶっちぎってるから、ひっかかりようがないもん。

 今年世間は"腐女子"という言葉でにぎわった。婦女子ではない、腐女子である。
 この言葉は、男性同士の恋愛を鑑賞して喜ぶ、オタク女たちが自らを卑下する自称としてはじまり、いまや他称になってリッパに定着した。

  しのさんによると、この言葉は当初、ボーイズラブ系のまんがを読む女性を指していたが、いまや、オタク女全体を指す言葉として拡大しているそうである。コスプレをしたり、妄想世界にいきるすべての女性は腐女子というわけだ。

 で、笑えるのが、この"腐女子"は年をくうと、「貴腐人(きふじん)」、「汚超腐人(おちょうふじん)」に育つ(爆笑)。
 
  このスーパーコミックシティは女性が多いので、まさに腐女子・貴腐人の宴というわけだ。

 1000円はらったので何か買い物しなきゃー損と、アクセサリーを売るサークルを訪れて、ガラスビーズの腕輪にペンダントを二本買う。そのあと、「けろけろ開運堂」にも足を運んだが、閉場間際3分前とあったせいか、もう撤収された後であった。