今回はスタッフに進化したぜ!2000年夏コミ体当たり?レポート(2000年8月11〜13日 in 東京ビックサイト) |
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思えば去年の暮れ、イシハマははじめてコミケなるものに足を踏みいれた。それからたった半年しかたたないこの夏コミに、イシハマがスタッフ参加しようとはお釈迦様でもご存じあるまい。というわけで、今回はスタッフに紛れ込んで夏コミレポーート!!! スタッフは七時半から九時までに会場につかねばならない。陸の孤島ビッグサイトは都内にある我が家からでも、軽く一時間半はかかる。遅刻すればサークル、つまりは、まりりんのサークルにペナルティがついてしまうので、イシハマは前夜は緊張のあまり寝付けなかった。翌朝睡眠不足のへろへろのまま、ビッグサイトにGO。この時間のゆりかもめは全員コミケが目的のオタクを満載しているので、始発駅の新橋から終着間際のビッグサイトの駅まで、途中駅からは誰も乗ることができない。よく周辺住民から苦情がこないものだ。 |
 ↑ 開場前からできる美少女本ハンターたちの行列 |
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九時十分前にようやく到着。これからは十時の開場にむけて準備時間ということらしい。とわ言っても、イシハマが何の役にたつだろうか。立つわけないので、忙しく働く狭霧家センセを後目に、開場前のサークルをぶらぶら見物。すると、会場中央の大通り付近に男ばかりの大行列を発見。列の先頭には何の表示もないため何を待っているかは不明。あとで聞けば、大手の美少女サークルの本を一刻も早く手に入れたい野郎どもが、開場前に入れるスタッフの地位を利用して、すでに自主的に行列を作っているのだという。平たくいえばエロ本を手に入れるため整然とした行列を作っているのだ・・・・。理解不可能な世界。このエネルギーを有効に利用できれば、地球の資源問題なぞはすぐに解決しそうな気がする。 十時の開場とともに拍手がわきおこり、それと同時に会場外で行列を作っていたオタクがなだれをうって会場内に走り込んできた (これが脚が遅いんだ)。しばらくは混乱を避けるため入場制限があるが、すぐに開場は人いきれでむれだし、午後になるとそれは悪臭の域にまで達した。聞けば、晴海でコミケをやっていた時には、オタクの汗で天井が結露して、滴がぽたぽたたれてきたため「晴海のコミケには室内で雨がふる」と言われていたそうな。とにかく、臭くて暑い。 |
| 出店準備に忙しい狭霧家センセイ ↓ | |
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狭霧家センセイ、サインの図 ↓ |
汚い話はさておいて、さわやかにまりりんレポート。今回のまりりんスペースのラインナップは大変に豪華。『働き者11』『のんき者4』 という新刊本がでたうえに、まりりんストラップ、まりりんビンズ、2000年版まりりんFAX用紙ならびにまりりん秘密葉書(タイトルをクリックしてくれたら紹介文にとぶよ! )まででたのです。 狭霧家センセはお客様に対しての感謝の気持ちを示すために、売り子さんには起立販売を奨励しており、また、ビンズやストラップのお値段がはることを大変にきにされていた。このような、お客様第一のアッパレな姿勢にイシハマは感銘を受ける。 |
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次に他のオカメインコ・サークル情報〜。わたくしはとりあえず、Inco Kyoro kyoro house で、うちわとマウスバッド、オカメインコclubではシール、Cokatielとマヂカルドリーマーでは新刊を買った。全体にインコサークルはマンガよりもグッズ販売が目だつ。二サークルが当日会場に現れず、誰もいない机の上に本部からの譴責通知が貼られていたのが哀しかった。今回インコサークルの数は随分少なかったそうである。理由はいろいろ取りざたされていたが、やはり商業出版 (平たく言えば金儲け) には受け入れられない人々に「表現の場」を提供するという趣旨のコミケにあって、グッズ販売 (平たく言えば金儲け) にかたむきがちなインコサークルは、本部の受けが今ひとつなのではないか、との説がでていた (本部スタッフは客にまぎれて各サークルを視察し、新刊を出しているかなどのチェックを行っているそうである)。 まりりんのスペースは大手で買い物が終わってからお見えになる方が多いので、午前中は比較的暇で、お昼から二時頃までは結構な来客に恵まれた。みんな、まりりんを読んで幸せになろう!
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四時の閉会のアナウンスとともに、業者がトラックで突入して次々と机やイスを搬出。その手際のよさとすさんだ雰囲気にちょっとカンドー。 ちょっと待て、イシハマ、あんたは今日一日何をしてたって? ハイ、 主にスペースの後方のじべたに座り込み、差し入れの冷凍カルピスをすすりながら、周辺においてある誰のものとも知れない同人マンがを読んでおりました。あっ、でもトータルして一時間くらいは売り子やったかな? (←役立たず! ) お粗末様でした。てへっ。 |
