まりりん近況情報つき

今世紀最後のコミケ=レポート

(↑だからどーした?)

(2000年12月29〜30日 in 東京ビックサイト)

 さて、前回スタッフとして無能ぶりを如何なく発揮したイシハマは、今回は分をわきまえて、一般参加とした。

 五ヶ月ぶりのコミケ。「思えば、コミケに初参加してもう一年。この一年いろいろ勉強になったわ」と感慨にひたりつつ、会場を練り歩く。もう、場内アナウンスにだって、←のようなポスターにって動じない。 

BGM場内アナウンス「置き引き、スリ、釣り銭サギが横行しています、手回り品は自分で責任をもって管理してください。以下エンドレス・・・」 

まりりんのスペースに荷物を置かせてもらい、本業からの興味で、歴史サークルを回る。歴史サークルでは『群雄堂書林』がお気に。超学術的な本を出していて、立ち話をしているうちに、わたくしでも何か出せば置いてくれそうな雰囲気。次は、コミケで作者デビューか?って、あんたすでに商業本だしてんじゃん(セルフ、ツッコミ)。でも何かやってみたい。どうしてなんでしょ。やはり、対面販売の魅力かなあ?

 次に、私情からの興味で、インコサークルめぐり。小桜やセキセイのインコ本は数あっても、イシハマはオカメインコ(とくにノーマル)本にしか反応しない。今回は「かじりんぼうハウス」の新刊と、『はあ、こりゃインコ』の新刊本を獲得!前者は、オカメインコのボコちゃん、ちょこちゃん、後者はノーマル=オカメインコのめめちゃんが主人公。「いいねぇ、オカメわ。しかし、『はあ、こりゃインコ』ってすごいオヤジギャグ。なになに、三巻目が『ふう、こりゃいんこ』四巻目が『へえ、こりゃいんこ』って、五巻目以後はどうすんじゃい!

↑狭霧家センセイから誕生プレに戴いたごろうの似顔絵(サイン入り)。


さて、お待ちかねまりりん情報〜!

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 今回はマニア向けまりりんインタヴュー

「まりりんの近況を」

狭霧家センセ「九月に大風邪をひきましたが今はすっかり治りました。今は羽換中でツノツノなので、早く帰って頭を掻いてあげたいです」

「センセーは、まりちゃん以外のおかめちゃんをかく時、どういう点でまりちゃんと区別するようにしていますか?」

センセ「愛情。」

「そりゃそーだ。もっと具体的に言えば?」

センセ「とさかとトーンでかき分けます。まりのトーンはIC03でビットとマップは01です。ピロはテキトーです。」

「・・・。センセーがまりりんを描く上での、心がけを一つ。できれば、あいだみつを風に」

センセ「うーん、言うことにやることが追いつかないんだけど、紙をムダにしないってことかなあ。←どこがあいだみつを?」

「そりゃまたエコロジーな。下書きを書かずに即ペン入れですか?」

センセ「違います!そんな現象的な意味ではありません!捨てられるような作品にならないようにするという意味です!」

「こりゃまた失礼しました。それでは、まりちゃんと先生の関係を一言で」

センセ「難しいなあ。『まりりん日記』では、おまえのためにがんばるよとか、言ってたけど、これって人間の勝手だよねえ。最近は、まりにはあまり重いものをしょわせたくない。ただ、かわいく遊んでいてくれたら、それでいいんです。」

「なんか、母と子カンケーを見るようです。それでは、これから目指したいことは」

センセ「まりを可愛く書く」

「それは判りますが、今後の気合いというか。」

センセまりに養われないようにがんばる

「ありがとうございました。」


コミケ点描:

↑オタクは建物の隅や階段の下に座り込んで巣をつくる。荷物番だろうか。 ↑冬だというのに窓は全開。理由は聞かなかったが、おそらく酸欠と臭い防止だろう。
↑荷物の仮設発送所。なんか裸電球の下でもの悲しい作業。