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野生の王国


ごろうちゃんが、顔をカキカキしているその窓の外では・・・・


 チベットをめぐる情勢が急変し、母は青筋を立てる日々ですが、ごろうちゃんは今日も食う・寝る・遊ぶのローテーションを明るく楽しくこなしてます。そのお姿は西方極楽浄土で、朝昼晩美しい声でないているという極楽鳥みたい。
  五月に入ってから、だれも手入れしない我が家の庭は草ボーボー。最初のうちはスミレとかハルジオンとかまあ見られる雑草だったが、五月に入ってからはドクダミの繁茂がめだち、まあすごい。しかし、小さき鳥たちにとってはこの草ぼーぼーの方がいごこちがいいのだ。去年植木やさんをいれたら、それから半年キジバトは庭によりつかなくなったから。
 というわけで、草ぼーぼーの我が家の庭には、毎日ムクドリやらキジバトやらすずめがわらわらと集まってくる。この数日は巣立ったばかりのすずめのヒナが親につれられてゴハンをたべにくるので、なごむこと。というわけで眼を細めて庭を眺める日々であるが、そんなある日、何気なく庭をみると、妙な生き物が甕の水を飲んでいる。猫にしては細いし、狸にしては長い。よくみるとハクビシンである。夜間に何度か道路をよぎるのを目撃したことがあったが、昼日中の庭にかくも堂々と現れてえらそうに水を飲むとは、ううちの庭のサファリ化は超順調
 そういえば動物園なんかここ数十年いってない。檻の中の希少動物見るより、肩にとまっているプリティごろうの顔をなでなでしたり、庭の小鳥やハクビシンをみる方がよほど、動物と共存している感覚あるからね。
 というわけで、草ボーボーをこのまま放置する言い訳には事欠かないのであったった。


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