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心霊写真(ニコン追悼)

「最近、ごろうちゃんの更新が間遠で寂しいですぅ」

 この半年間、何度このようなメールを頂戴したことか。すいません。少し事情を説明させて頂きたいと思います。まずですね、家があまりにキタナイのでデジカメ(Fuji Fine Pix)がなくなりました。家にあるのは確実なので買い直すのはもったいないと思いつつ月日がたちました。そしてやっとのことで、「技術的にも進歩しているだろうから新しいのを買うのは無駄ではない」と自分を説得し、五月のアタマにニコンのクールなんたらをかいました。が、これが失敗だった。デジカメは進化していたが、それはぴちぴちのオカメインコを撮るための進化ではなかった。シャッターをきっても、カメラのレンズは動くごろうにピントを合わせようとして出たりひっこんだりして、できた写真はどれもブレブレ。それもただのブレ方ではない。あたかも心霊写真(写真2参照)

 「フラッシュをつけてシャッタースピードを早めればいいじゃないか」そういう人もいるだろう。が、これがぜんぜん。このカメラには四回シャッターきって、その中で一番きれいなのを使うとかいう機能がついており、四回もフラッシュがたかれる結果、ごろうちゃんの目は半閉じ状態(写真1参照)。まぶしそうな顔は不憫で見てられない。あげくごろうはデジカメ向けると「まぶしいからイヤ」と背を向けるようになった。そうかといってフラッシュたかなきゃ、また心霊。クローズアップモードも、ミュージアムモードも、ピンナップモードも、全部ためして全部だめ。結局、ニコンは封印して、もっと原始的なタイプのデジカメをふたたび買い直した。

 これは封印されたニコンに対して、恨みをこめて贈った追悼ページである。

 


↓(1) フラッシュが連射されるため必ずめをつぶってしまう。フビン・・・

(2)これがクダンの心霊写真。こんなのばかり→


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