[マスコットキャラごろうちゃん | 前のページ| 次のページ]
十一月十五日は、ごろうちゃんが我が家に光臨された日。四年前のその日から、神仏からの預かりものとして大事にお世話させて頂き、一時も気を抜くことはなかった。なにぶん羽のある生き物、いつこの清浄なる魂が濁世をきらって青空に向かっていってしまうか(俗に、羽を切っていない鳥が逃げるとも言う)、この四年間はびくびくものであった。「幸せを捜してあちこち旅をしたが、結局は幸せの青い鳥は我が家にいた」とメーテルリンクに説教されるまでもなく、この小さなオカメインコを幸せの青い鳥と正しく認識し、崇め奉り、お世話し続けてきた(それは俗に「ひきこもり」とも言う)。本日は、いと畏くも目出度き、彼の降臨を記念して、四・五コママンガ、タイトルは「ごろうちゃんの朝」だ。