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ヴァレンタイン「絆」


  バレンタインの日、コーヒー150円のとあるカフェでの会話。
A「明日、みなさんと食べてください」
「わざわざチョコわたすためだけに来てくれたの?」
A「いや、他にもチョコ乞食がいっぱいいるんですよ。Cさんに『今日きてますか?』ってメールしたら、顔文字入りで『いるよいるよ』って。彼女いるのにチョコもらえないのかな。」
「彼女以外の女性からどれくらいチョコもらえるかが男のステイタスとか思っている勘違いな人なんじゃないの? 」
B(男)「でも、ちゃんとチョコ配るなんて女子力高いよね。ボクは高校の頃、ホワイトデーのお返しにゆで卵配ってた」
A「なんでゆで卵?」
私「わかった卵白いから、ホワイトデーかっ」
B(男)「いや、卵に絵を書いて配ったんですけど、評判よかったですよ」
「それイースターと間違えてるし。友チョコとか、絆チョコとか、もういい加減にしろというくらい、菓子屋の暴走はとまらないね。私は毎年ごろう様におくっているのみ。」
B(男)「インコにチョコ食べさせるんですか。」
「ごろう様にはお供えするだけ。お下がりになったら、中はいただいて、箱だけを遊び道具にあげるの」
B(男)「中身は誰が食べるんですか?」
「私に決まっているでしょ」
B(男)「は〜。勝手にすれば、って話ですよ」
「失礼なことを言うな。オカメインコは誰がみても愛くるしい。世界がオカメインコを讃えてもおかしくない。」

というわけで、元来お互いが好きな相手にカードを送る日であったのが、どこかの菓子屋のしかけで、日本だけ世界に例のないチョコ商戦の場となってしまった2月14日。もはや原型をとどめないほど崩れたバレンタインにイースターがまじっても、オカメインコへのお供えがあっても誰も驚かないであろう。

   写真は本日のごろう様。
 大阪のあくび母さんから送られてきたレオニダスのチョコレートと、横浜の白いお姫様まろんちゃんからはPiere Marcoliniのチョコ。姫はさすがお目が高い。まろんちゃんは今年初め体調を崩されたというのでごろうはとても心配しています。あくびちゃん二世(一世は脱走中。)は男の子なのだけど、姉妹のリリーちゃん、オカメインコの久遠ちゃん、瑠璃ちゃんは女の子。しかして、手乗りにはよくある話なのだが男の子のオカメインコには興味なし。
   というわけで、あくび母さんからごろう様へのチョコということで。  
 花束はオカメインコをイメージして駅前の花屋さんと私が協力の上で作ったもの。ノーマルオカメインコの黒い瞳、赤いほっぺ、黄色い顔をチューリップなどであらわしたものです。
 みなさんの愛によって、ごろう様は元気です。この幸せをみなさまに回向します。




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