[マスコットキャラごろうちゃん | 前のページ | 次のページ]

オカメインコの「仕事」


 あくび母さまより、子供の日を記念して、ごろう様に兜のプレゼントが贈られてきた。
 ごろう様はもう立派な大人なので、子供の日を祝うのもおかしな話だが、二歳の頃から顔が老けていないのでまあいいことにして。
 童顔の彼も幼少のみぎりより我が家でもっとも働きものである。
 ごろう様の存在によってわれわれの精神は高揚し、仕事をやる気が出て、さらに、病気もせずにこの年まで幸せに暮らしてこれたのである。われわれ二人の稼ぎはすべてごろう様の稼ぎといっても過言ではない。
 そこいらの子供よりもオカメインコは稼ぐ。

 それを逆に裏付ける話がある。四月の初め、Sさんちのオカメちゃんがなくなった。Sさん一家の悲嘆はハンパではなく、在宅で仕事をするダンナ様がおちこんで仕事ができなくなり、ワンコも一人でお留守番ができなくなった。

「あいつ仕事してたんだな」

 Sさんの一言ツイートには泣けた。ちなみに、Sさんちは引っ越して間もなくオカメちゃんが急逝された。この他にも引っ越しの後にインコが急逝したという例は結構聞く。
 なので、我が家も震災をうけて耐震建築への建て直しを考えていたが、やめることにした。ハードとしての家がくずれなくても、ソフトである家庭が崩壊したら何もならんがな。まあ、我が家はボロい木造家屋だけど瓦屋根でないから、ぺしゃんこにつぶれることはないだろう。

オカメインコは一家の〔精神の〕大黒柱。朝には四方に向かって雄叫びの声をあげ、夕方には五穀豊穣の舞を舞い、一家を繁栄に向かわせる。

というわけで、ごろう様と世界中のオカメインコの健康な成長を祈って、今年も子供の日を祝う。
 オカメインコは暗がりを物色するのが好きなので、どうしてもすみっこにいって、下を向いちゃってこんな写真だけど、まあオカメインコの性なので許して。
 ぬいぐるみはムニュマム(オカメ)、手ぬぐいは鎌倉の「nogoo(拭う)」で検索するとネットで買えますよ!
最後に、「猫の手」の写真ものっています。もちろんるりの手です!




[マスコットキャラごろうちゃん | 前のページ | 次のページ]