[マスコットキャラごろうちゃん | 前のページ | 次のページ]
今日は「何ももっていないものこそ、すべてを手にしている」という真理について述べたい。
この前のバレンタイン、多くの悲喜劇が職場や学校でくりひろげられたことであろう。とくに多くの女性にもてたいと願っている男性にとっては、バレンタインにチョコ、それも本命チョコをいくつ女性からもらえるかは大問題であろう。しかし、そのような男性のもとにはバレンタインのチョコは集まらない。
女性は「モテたいオーラ」を発散する男を無意識に敬遠する。
オットセイのように女の群に囲まれることを望む男性に、自分との関係における誠実さや、子育て能力を期待できないからである。したがって、もてたい願望の強い自意識過剰な男ほどチョコの数はへる。
じゃあ、どんな男のもとにチョコが集まるのか。物静かで異性にギラギラしておらず、礼儀正しく、頭がよく、知的でクールでさわやかな「王子キャラ」である。
我が家の愛息子ごろうはまさにこの「王子キャラ」。
みごとな王子顔、頭もいいし運動神経もよく、歌って踊れるオカメインコとくれば、今年もこんなにチョコが届きました。
横浜のオカメインコまろん姫、大阪のあくび母さんや、北海道のオカメインコマンがの大御所狭霧家嬢、そしてもちろん母であるワタクシ。日本全国津々浦々からそうそうたるブランドのチョコがとどく。
オーストリア皇室御用達デメル、マダガスカルカカオの唯一店Cagi de reves、Pengle & Phinkle
の海底公園チョコ、帝国ホテル謹製チョコ、みなガチで本命チョコ(笑)。
しかし、無欲なごろうちゃんは、これがまったく奢らない。チョコではなく、チョコの箱をかじり、粒チョコレートのシャカシャカいう音を目を輝かせている。こういう時は、目がぱっちりして、口元が笑っていてとても可愛い。
この顔をみたら、日本でもっともヤサグれた精神をもつ人でもその心はなごみ、国連も眉をひそめるダルフール紛争も全面解決であろう。彼は何ももっていないけど、すべてをもっている。そしてそれを惜しまず与えてくれる。
というわけで、王子は大変お喜びです。王子は礼儀正しいのでホワイトデーにはきっとお返しがあることでしょう。みなさん、ありがとうございました。
[マスコットキャラごろうちゃん | 前のページ | 次のページ]